2023年3月4日土曜日

インチ表記の謎 

 前から気になってたところに最近Aiが発達して私でも使えるようになって、逆に頻繁に発生しているので備忘録的に書いておこうと思います。

1”(インチ)は 2.54cm

これは間違い無いですね。
流石に小数点以下2位の0.4mmは細かすぎるので誤差の範囲とみなして、だいたい2.5cmで考えることが多いです。

じゃあ、6.00cm は 何インチでしょう?

Google先生に聞いた答えがこちら








正解・・と言いたいところですが、実は使い物にならないんですよ。

というのもアメリカのインチ定規は10進法ではないからなんです。


画像が暗くてすみません。0(左端)から1のメモリまで縦に幾つ分かれてますか?
そう8なんです。10じゃないんです。
なので上の計算のように2.36インチ、と言われても はあ?それ何インチ?ってなっちゃうんですよね。

普通インチの1より下の表記は分数表記になります。
工作やクラフト程度の精度なら大体分母は8。この定規が典型的です。

もっと細かい精密なものになると分母は16で、
もっと大まかでいいものは分母は4、または2になります

なのでちょうど 1.5インチ というときでも
表記は 1-1/2” となります。(発音はワン・アンド・ハーフ)


分数ややこしいわ・・と思わないでもないのですが、あまり
掛け算割り算をすることはないので(私の生活では)
ちょっと足し算、引き算するときに分母を揃えなくちゃいけないことがありますが、その程度です。

そして過分数表記というのもあまり見かけません。
3/2" とは書かず あくまでも1-1/2"です。

日本で生活していてインチはあまり出てこないとは思うのですが、
スクラップブッキングやスタンプなどアメリカ発信のクラフト情報は基本インチ表記なので、cm単位をインチにして知らせよう、と思うときには分数一択、と覚えておいてくださいね。





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